ネットは新聞を殺すのかblogやその他の様々な所でブログが社会に与える影響力や既存のメディアとの関係等が論じられています。
米国では去年の今頃は下の様な事がありました。
CNNニュース責任者、「ブログ」の追及受け辞任
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20050212i414.htm
(もう、読売のサイトからは記事が削除されています)
米国ではCBSテレビが昨年9月伝えたブッシュ大統領の軍歴疑惑報道がやはりブログの追及から「裏付けなし」と判明し、幹部4人の首が飛んだ。今回も大手メディアはブログに出し抜かれたうえ、幹部の辞任を強いられた。
また、去年の11月頃には Sony BMG の Rootkit の問題がブログで取り上げられたことから大騒ぎになり(
Cryptonomicon News も Sony 一色に成ってしまいました)、ほんの数週間で Sony BMG は 問題になった CD を回収する事になり、今も世界中で訴訟が継続中です。
そして、日本でも下の記事で取り上げられてる様な事が起こっています。
第61回 ネットの日記が暴く耐震偽装問題の裏を読む - nikkeibp.jp - 立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」この事件で、もうひとつ特筆しておくべきことは、この偽装事件をここまで明るみに出すことができたのは、インターネットの力だということである。
これは、マスコミの世界では知れ渡っていることだが、実は、この事件の特ダネはネタのほとんどが、連日のように書き込みがある、ある女性のブログから発している。その情報ページ『きっこの日記』はこの事件のはじめから登場し、終始この事件の展開をリードしてきた。
そのページは信じがたいほどに情報が豊かで、マスコミの多くが、まずそこから情報の端緒を得、それをウラ取りしてから記事にすることの繰り返しだといってもいいくらいだ。
立花隆さんが上の記事で触れておられる、
『きっこの日記』や
『きっこのブログ』は私もこの耐震偽装が問題になった頃から見ていましたし、今もライブドアの事件等でも注目しています。
もう既にブログは社会に影響を与える存在に成っていると思いますし、『きっこの日記』は日本で最初に社会的に大きな影響を与えるブログに成るんじゃないかと期待しています。
などと思っちゃった今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?