HANNIBAL RISING by THOMAS HARRIS
映画の宣伝をしていたのを見て思いだし、以前から入手していた THOMAS HARRIS の HANNIBAL RISING をゴールデンウィークに読みました。
Mischa's bathtub... 泣けてきます。
映画や本の評判、特に映画の評判は悪いみたいですが、私は楽しめました。
特に前半は可哀想ですけど、作品としては良かったです。
後半はレクター博士の復讐なんですけど、日本人としては名前が気に成り、シリアスな作品として読めません。
面白いと言えば面白いんですけど、レクター博士の義理の母親は紫式部さんで、紫式部の子孫です。そして、小野小町や伊達政宗や与謝野晶子や光源氏の名前も出て来ます。
日本人を一括りにして、昔の人を先祖と呼んでいる様な気もしました。
子供の頃は天才的な頭脳の片鱗を持つ理知的な子供で、戦争中に衝撃的な事件に遭い、復讐をするうちに完全なモンスターに成長する作品です。
私はレクター博士のファンなので、次の作品が楽しみです。
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