日本サッカーの未来

ドイツワールドカップも残すところ、決勝戦と３位決定戦だけになりましたが、日本サッカー界に目を向けてみると、日本サッカーの未来は非常に暗いと思います。

中田の引退が発表され、色々な意見は有る様ですが、ピークはもう過ぎたと思いますし、代表からの引退は仕方ないかなとも思いますが、まだ現役でやれると思いますし、指導者として期待していたのでサッカー界から完全に離れるようなら非常に残念です。

サッカーは監督のウェイトが大きいスポーツだと思います。日本人の指導者は選手としてもＪリーグが出来る前のアマチュアとしての経験しかない人が多く、トルシエやベンゲルの様に監督しての能力と実績で世界を渡り歩く様な本当の意味でのプロの監督は居ません。それに、ジーコを見ても分かるように、サッカーの監督は精神論しか言えない様な人では務まらないと思います。

その点、中田なら選手としても海外の厳しいリーグ、チームを複数経験し、厳しいリーグ戦、大会を経験していますし、頭もいいので、指導者としての経験を積んで貰って、将来は本当の意味でのプロの監督になって欲しいと思っていたんですが・・・

それに、以前の記事でも触れましたが、新しい選手が育っていません。当然と言えば当然なんですが、ユースの大会などで強いとその世代が代表入りする頃の代表は強くなるんですが、黄金世代と言われた世代以降はアジアでも勝ち抜けないレベルです。
中田が抜けた後の今の代表選手は実力も無いのにマスコミに甘やかされた選手ばかりですし、明るい要素が何も見つかりません。

日本とは関係のない世界だと思って、海外サッカーだけを見る時代になるのだろうか・・・

まあ、暗くなる日本の話は横に置いて、取り敢えず、決勝戦を楽しみにしています。
イタリア、頑張れよ！